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ストレスチェックデータ消去時の注意点

ストレスチェックの結果データを破棄する際には、以下の注意点にご留意ください。

1. 個人情報の保護: ストレスチェックの結果には、個人に関連する情報が含まれる可能性があります。個人情報の保護に関する法的権利や倫理的な観点から、データの安全な破棄を行ってください。個人識別情報(氏名、住所、電話番号など)は特に気に留めなければなりません。

2. データの完全な削除: データを完全に削除することが重要です。データベースやサーバー上のストレージ、バックアップ、ログファイルなど、ストレスチェックデータが保存されているすべての場所からデータを削除してください。不可能な形状でデータが破棄されるよう、適切なデータ消去方法を使用してください。

3. データ破棄の文書化: データの破棄プロセスを適切に文書化しておくことが重要です。破棄の日付、破棄方法、実行した担当者の情報など、破棄に関する詳細な記録を残しておきましょう。これにより、将来的な監査や法の要件の遵守が容易になります。

4. 第三者との共有停止: ストレスチェックデータを第三者と共有していた場合、データの破棄を通知し、共有を停止してください。サードパーティーとの契約や合意事項に従って、データの共有を終了させる必要があります。

5. 倫理的な配慮: ストレスチェックの結果に関連して個人が識別される可能性がある場合、倫理的な配慮も重要です。データ破棄によって誰かが不利益を被る可能性がある場合は、適切な方法で個人のプライバシーと権利利益を保護するように心掛けてください。

データの破棄に関しては、就業規則で整備されていることが望ましいのは言うまでもありません。このような重要な情報の破棄は、組織内のデータ保護担当者や法務部門との協力が必要となってきます。